軒端の荻

軒端の荻

 昨日は空蝉だったので、彼女の「代理」にされた継娘軒端荻です。
 夜這いをかけて、寝所に押し入り、途中で別人だと気付いた源氏は、気をとりなおして?、あらためて口説きに入り、本人に「最初から私が目的だったのね」と信じさせるというのは、たいしたものですが、この女性は、まあ、服装にも態度にもだらしがなく、よく言えばおおらか、悪く言えば大雑把な性格だったので、それなりに「源氏の恋人」扱いに、まあ、結果的には「いい思い出」になったのでしょうね。
 源氏も、「上品さがなくて、イマイチだな」って思っても、そこはそれ、女性にリップサービスは、おさおさおこたりなくて、後に、彼女が結婚したと聞いて、それとなく手紙で「うらみごと」のお遊びをしたりもする、そういう男ですね。八方美人なのですが、いわば、どんな女性にも「ボクのこと忘れないでよ」的な甘ちゃん。
 軒端荻としては、からかわれていても、なにしろ、こだわりのない性格だから、「たった一晩だけれど、あなたも素敵だったわよ」な~んて、彼女も楽しんでいるんじゃあないでしょうか。それでなくちゃあ、空蝉はひどい継母ですよね。
 昨日、今日とやたらスケスケの単衣ばかり描いていますが、先日「よみがえる源氏物語絵巻」という本を手に入れてから、復元作業で明らかになった、レースのようにすける平安衣装が、とっても新鮮で、ちょっとハマりそう。
2007-12-01
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