空蝉

空蝉

 源氏物語の登場人物の中で、かなり「しっかりした」女性というイメージが空蝉です。
 人妻でありながら、一度は心ならずも光源氏と関係を持ってしまったものの、ずるずると長引かせることなく、以後は拒み通した女性。度重なる文にも断っているのに、あつかましくもしのびこんできた源氏の前で、衣を脱ぎ捨ててするりと脱出したので、衣だけを持ち帰った源氏が「空蝉」と歌を詠んだので、そう呼ばれています。
 で、彼女が寝床を脱出する時、一緒に寝ていた義理の娘(夫の先妻の子)を置き去りにしていて、結局、その未婚の娘が源氏の毒牙?にかかってしまうんですが、この話ってどこかで聞いたことが・・そうそう、薫がしのんできたときに、妹の中君を残して脱出した大君と同じですが、薫は不器用なので、人違いの女性をあっさりとモノにして、ぬけぬけと「実は、前々からあなたを心にかけて苦しい恋をしていました」なんて、どあつかましいセリフの一つもいえない男なのです。
 薄い単衣だけを身につけて、すりぬけるイメージで描いてみました。
2007-11-30
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