ウィンケンティウス

ウィンケンティウス

 聖ウィンケンティウス(またはヴィセンテ、お国によってはバンサン、ビンセント等)は、大航海時代、あまたの船が出港したポルトガルの首都リスボンの守護聖人です。
 スペインのサラゴサの助祭であったのが、かの悪名高きディオクレティアヌス帝の迫害時代に、総督のダキアヌスに逮捕され、バレンシアで殉教しました。
 海に投げ込まれた死体が、ポルトガルに流れ着き、2匹のカラスが守っていたという伝説に従って、聖人の清らかさをあらわす白とカラスの黒の2色が、リスボンのシンボルカラーであるそうです。
 この聖人の殉教については、最高に残虐な話が伝わります。鉄櫛で身体を引き裂かれ、焼けた網の上で焼かれ、傷に塩をすり込まれ、砕けた焼き物の上に転がされ、全ての内臓がこぼれだし・・・と、これでもかこれでもかという拷問のすえ、息絶えてからも、原野に放置して獣に食い荒らさせようとします(勿論、どのような獣も食い荒らすことはありません)。そしてついに海に放り込まれたのです。
 で、多くの血を流した(当然でしょうね)ので、葡萄酒の守護聖人で、海を旅?したので、船乗りの守護聖人で、瓦職人の聖人でもあるそうですが・・・・。
 この聖人像は、助祭の服装をして(血を流したからか、何故か赤い衣装が多いですが)、カラスを2匹連れている絵や彫像がありますので(スプラッターはいやなので)おとなしげな「漂着」の絵にしてみました。
2007-11-25 1
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

乱読F

Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
実在・架空2000人描き

アルバム
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる