ヴァリニャーノ

ヴァリニャーノ

 ヴァリニャーノさんのお名前は、あちこちに登場していますのに、ご本人を出さないといけないな・・と、今日はアレッサンドロ・ヴァリニャーノです。
 羅列すれば、天正少年使節をつれて行った人であり、ルイス・フロイスの上司であり、信長に弥介を譲った人ですが、本人はなかなかの経歴の持ち主。
 イタリアの名門貴族の出身で、パドヴァ大学で法学を学び、ローマでパウルス4世やピウス4世に評価されて聖職者になります。以後、修練院で教鞭をとったのち、34歳の時にイエズズ会の東インド管区の巡察使となってゴアにやってきます。そして教区の東の果て日本に1577年にやってきて、精力的な布教を開始。
 日本の若い人をヨーロッパに送って教育しようとしたのは少年使節ですが、有名な4人のほかに、印刷技術を習得させるために2人の少年を選びました。
 そして、この2人が帰国し、グーテンベルグ式の活版印刷機を用いて、日本で始めての印刷出版を担当することになるのです。これらの書籍はキリシタン版と呼ばれていますが、後にキリシタン弾圧のために破棄され、技術も断絶しました(一部の木活字に伝統が残ったとする説もあるようですが)。
 またラテン語に堪能で、演説までしたという原マルチノも出版に尽力しましたが、マカオに追放されて、ヴァリニャーノの眠るマカオ大聖堂(ファサードだけが残るアレです)に葬られました。
2007-11-04
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