弥助

弥助

 彌介(やすけ)というのは本名でありません。なにしろ織田信長がつけたのですから。
 日本にやってきたヴァリニャーノがつれてきた黒人奴隷でしたが、珍しいもの、新しいもの好きの信長の目にとまり、彼に仕えることになりました。
 本当に黒いかどうか、裸にして身体を洗わせたという伝説は、西洋の古い話に、黒人の子をもらった夫人が、何度も風呂に入れて洗ったために風邪を引かせて、死なせてしまった・・というのがあるので、あるいは、出所は宣教師あたりのウワサかもしれないなあ・・なんて思いますが、信長ならやりかねん・・とも思えます。
 本能寺の変の時にも信長のそばにいて、襲ってきた明智軍と戦い、本能寺が落ちた後は、二条城に立て籠もった織田信忠の元に駆けつけ闘ったそうですが、明智軍の捕虜になりました。
 明智光秀は、切り捨てる価値もないと思ったのでしょうか、南蛮寺に引き渡せと命じたそうですから、本能寺のすぐく近くにあった教会に行ったのでしょうか。その後の消息は不明です。
 ポルトガルの植民地であったモザンビークの王子だ、などという伝説もあるそうで、「信長公記」に「かの男、健やかに器量なり」と書かれているので、長身でたくましい堂々とした美丈夫であったのではないでしょうか。
 信長が気に入ったのは、こびへつらうような雰囲気がなく、誇り高い、異国の貴人の風貌を持っていたからではないのか・・などと思ってしまいます。そして信長との関係も、本能寺の時の行動を見れば、良好だったと思えます。
 indor-mamaさまの「今日は何の日?徒然日記」に彼の記事があり、信長の寵愛ぶりに、森蘭丸がヤキモチをやいているという可愛いイラストまでのってます。
2007-10-27
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