ルイス・フロイス

ルイス・フロイス

 日本人には人気の織田信長の時代を知るのに、この人が「日本史」を書かなければ、どれだけイメージが貧困であったでしょう。
 はるか海の彼方のポルトガル生まれのイエズス会の司祭です。当時アジアの最先端であったゴアに派遣され、ここで、日本人神学生のパウロ弥次郎に出会い、フランシスコ・ザビエルから日本の話を聞いて、日本に対する興味をかきたてられます。そして更に10年近くして(おそらくこの間に日本研究もかなりしたと思われます)、ついに日本布教の使命をおびて来日。時に31歳。
 来日後は、九州をはじめ、京都や岐阜に赴き、この間に信長に出会い、印象深い記述を沢山残しています。以後35年の間、ほとんどを日本にいて、キリシタンの弾圧も見て、高山右近が幽閉されていた時は、越前まで出向いて励ましています。最後は長崎で、26聖人の殉教を見て間もなく亡くなりましたが、日本におけるキリスト教の受け入れと迫害の歴史を全て見ていることになります。
 彼の膨大な著述「日本史」は、今でこそ、信長関連で知らない人はないくらいなのですが、直属上司だったヴァリニャーノは、あまりに膨大な量で、出版は「割に合わにゃーの」(ゴメン)といって取り合わなかったので、20世紀になるまで埋もれていました。このヴァリニャーノは天正遣欧少年使節を連れて行った人です。
 日本の秋に東奔西走する・・という雰囲気で描いてみました。
2007-10-25
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