秘儀荘の女

秘儀荘の女

 ポンペイ遺跡の壁画としては、最も有名なのが秘儀荘ではないでしょうか。
 呼び名からしても、この屋敷の一室にディオニソスの秘儀と思しき、儀式の次第が描かれた壁画があるからですが、そのあやしげな内容もさることながら、絵柄も見事なら、残りもよいという幸運に恵まれて有名になったようです。
 で、衣を翻し、驚きの表情?で立っている女性像が、入信儀式のクライマックス壁画の直前にあり、中央のしどけないディオニソス。裸で鞭打たれる女・・の導入部となっているので、儀式に参加し、鞭打たれて恍惚となり、やがて妖艶な表情で生まれ変わるような女主人公が、いよいよメイン儀式に入る直前に驚いているところである・・とされています。 
 しかし、この女性が女主人公だとすれば、自らまとっていた(貞淑の?)ベールをかなぐり捨てて、ディオニソスのもとに行く「決断」のシーンであり、また儀式を進行する巫女であれば、腰に巻いた絹を翻して、女主人公を決断へと追い立てているシーンですよね。そういう封に妄想したのは、この女性の衣装が、初めのシーンに登場する女主人公と思しき人物とは違うからで、また、同じ衣装を着た巫女のような女性が描かれているからですが・・・。
2007-10-02
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