二条

二条

 後深草院二条は、昭和15年になって「発見」されたことで話題となり、その内容の赤裸々な描写などで、けっこういろんなところで目にするものがたり「とわずがたり」の作者です。
 鎌倉時代の退廃的な宮廷で、数奇な運命に翻弄された女性です。後深草院は、父親の院が自分より弟を可愛がっていたことから、屈折しており、少年の頃、寝間の技を指導してくれた女官が忘れられず、その女性が結婚した時、彼女の産む子供が娘なら是非わがものに・・と思い続けていて、そうして生まれた二条は4歳の時から手元に引き取って育てます。
 「とわずがたり」は二条を語り手として、彼女が12歳の時に、院は、本人が嫌がるのもかまわず、着物が破れるような仕打ちで強引に我が物にし、略奪同然に宮中に引き取ります。
 以後、彼女を寵愛しているのかと思えば、自分の弟にあてがったり、妹で斎宮であった女性の寝床にしのぶのに、二条に手引きさせたりと、些か変質的な愛情をそそぐ・・というような2人の陰湿な愛情の経過を書いたものです。 
2007-09-28
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