フェルディナンド一世
アラゴン王国の国王で、カスティーリア女王のイサベルさんのダンナさん。
この夫婦がカトリック両王としてあった間、スペインが一応、統一されたような形になりました。
しかし、イサベルさんがなくなったあとカスティリア王位を娘のファーナが継いでいたために、自分がこの国の全てを支配することが出来ず(つまりファーナの跡継ぎはハプスブルグ家ですから)、なんとか自分の世継ぎとして男子がほしくて、若い王妃を迎え、子作りに励みましたが、うまくいかず、怪しい強壮剤にまで手を出して命を縮めたとか・・。
彼自身としては、やはり同じファーナの子供でも、スペインで生まれ育った孫フェルナンドを跡継ぎにしたかったのでしょうが、結局、スペインの支配をしたのはカルロス、つまりハプスブルグ家のカール5世でした。
2006-12-02 23:
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