祇園社の巫女

祇園祭の巫女

 現代の祇園祭には、稚児はいますが、巫女はいません。
 しかし、古来、祇園社に奉仕する巫女がいて、祇園御霊会の三台の神輿にもそれぞれ、神の声を聴く・・あるいは神と人の間の通訳たる巫女が付き従っていました。
 ですが、すでに洛中洛外図に描かれた祇園御霊会には巫女の姿はありませんが、年中行事絵巻(写本)には、この祇園社の巫女が描かれています。
 巫女とはいえ、神主の補助をするのではなく、そもそもは、神の声をじかに聞ける巫女のほうが地位は神主より上であったとも言われています。
 しかし、応仁の乱の後、ほとんど京都の古代的な秩序が覆り、祇園祭りにも巫女は参加しなくなります。
 年中行事絵巻に描かれた巫女は、唐衣裳の正装をして、馬に乗り、傘をさしかけられて扇を持ち、帖紙(たとう)をかざして堂々と進みます。絵巻には色彩がありませんが、色を付けてみました。
 祇園祭りの巫女については、こちらに書いています。
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いつもながら

いつもながら惚れぼれするような素敵な絵。
ページを開けるのが楽しみです。

ありがとうございます

ヨリックさま
いつもありがとうございます。
絵巻物風の絵はけっこう好きなんですが、色彩なんか創造のことが多いです。今年も、ぼちぼち新しい絵をもっと画きたいとは思っているんですが・・・。
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Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
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