ジーヴス&ウースター

ジーヴス&ウースター

 イギリスのユーモア作家ウッドハウスのジーヴスシリーズの主人公ジーヴスは、その主人ウースター(バーティ)にお仕えして、ロンドンのフラットで二人暮らしをしています。
 日本語訳では彼は「執事」とされていますが、英語のbutler(執事)ではなくて、valet(バレット。従者とか侍臣で、主の身の周りを世話する係)です。
 ウースター家の血が・・とかしょっちゅう言いながら、わけのわからん「冒険」に飛び込むバーティーは、本名バートラム・ウィルバーフォース・ウースターといい、大金持ちの伯爵家(この本家の御屋敷には執事がいます)のお世継ぎ。
 イートン校、オックスフォード大学出身の24歳の青年というと、花も実もある・・という感じですが、とにかくおっちょこちょいというか、アホっぽい。
 彼をとりまく友達も(名門のボンボンで、名門校出身だというに)みな揃いもそろって、明るいアホ。
 このあほボンのバーティと、それに輪をかけたようなアホな友達が色んな揉め事に遭遇しますが、それらが、どうしようもなくおお事になり、しっちゃかめっちゃかなってしまった暁には、知恵者で策謀家のジーヴスの登場です。
 ズバっと解決、すっきり決着・・・とはいかないで、一ひねりも二ひねりもした処理方法をとるのですね。
 時にはあくどいし、ずるい。おわりよければすべてよし・・ということですかね。
 結局、最終的に一番得してるのは、ジーヴス一人?・・みたいなのもある。

 本家ではなくて、フラットでの主人の日常生活で、家事すべてを仕切っているジーブスは、まあ
 ♪あなたの背広や身のまわりに、やさしく気を配る胸弾む仕事・・♪
 なわけです。
 ですが、ジーヴスは、目線が半端なくキビシイ。
 特に主人には服飾センスがないと決めつけ、趣味の悪い装身具は、容赦なく処分するつわもの。
 彼に断罪されたものは、靴下、ネクタイ、シャツ、カマーバンド、帽子にジャケット。
 そして、女性!!
 ジーヴスの御めがねにかなわない女性は、たとえ婚約者でも、ぶった切られる。靴下なみの扱いなんです。
 このあたり、う~ん・・・主人としては・・だいじょうぶなんだろうか? 勿論、バーティ自身が、ふりまわされて嫌がってる女性なんですけど。
 このような「デキた」使用人がいて、主人は「幸せ」なんでしょうかね?

 ジーヴスのイメージは・・・よくわかりません。
 ゆらめくように現れる・・とか、彼は壁を抜けてくるようだとか、存在感が希薄な感じですので、ふとってはいないと思われます。御屋敷の悪ガキの給仕が、彼の容貌をけなしたとか出てくるので、いわゆる美形ではないでしょうし、ハゲではないだろう・・・。
 一旦気に入らないものを買うと、物言いは丁寧ですが、表情はとてもイヤミなとこが特徴なので、ぶっす~・・とした雰囲気で。
 テレビドラマの一場面で、サロンエプロンをかけて家事をするジーブスがチャーミングだったもので、そのスタイルで。
 「サラダに青虫が入っていたように」つまんでいるのは主人自慢の紫の靴下です。
 ジーヴスネタはまだあるので、こちらにも書きました。
※さらに「増長」して、ハマり・・まとめてみました。
2015-11-27
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