ロベスピエールとサンジュスト

ロベスピエールとサンジュスト

 マクシミリアン・ロベスピエールは、縞の上着で描かれることが多いですね。
 ミラボー伯爵を出したら、やはり、革命のしめくくりとしての、この人物は出さねばなりません。
 勿論、同時代の人間ですから、お互い知り合いですが、その出自といい、環境と言い、違いがあったからこそ、それらの人間がシャッフルされて、とんでもない時代だったんでしょうねえ。
 ロベスピエールとくれば、もう、「恐怖政治」という文字とギロチンがワンセット。
 情け容赦もなく、友人も同志もなく、反革命的の一言で切り捨てたがために、自身もギロチンにかけられた・・というところでしょうか。
 しかし、佐藤賢一「小説フランス革命」を読むと、ロベスピエールの外見と内面はあまりにも違う・・という設定をしていて面白かった。
 潔癖症で融通がきかず、人の気持ちがわからない。自分が理解できる物事の範囲が狭いので、追い詰めたり論破しても容赦がない。
 勿論、聡明なので、なんか違うなということは彼自身も気づいており、それ故に他人を恐れるのだけれど、やはり、自分の理論で押し通す。そのあまりに潔癖なところが、革命を苛烈なものにするんですね。哀しいですねえ。
 この小説では、サン・ジュストが、このロベスピエールの「純粋さ」にほれ込んでいて、結局、殉死する・・みたいなところのもっていったのが、ちょっと面白かった。
 9歳も年下なのに、妙に大人びてるんですね。どちらかというと、保護者的な・・。
 こういう解釈も面白いかなと思って、サン・ジュストは前にも出ていますが、今回、並べてみました。 
 ロベスピエールは服装や髪形(鬘)に気を使っていて、サン・ジュストは、あまり頓着がないのですが、現代人の目で肖像画を並べると、サン・ジュストのほうが、さりげなくておしゃれに見えます。
2015-08-10 21
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