木村重成

木村重成

  先日、郷土季刊志「大阪春秋」の27年春号をたまたま、チラっと見たところ、例によって、大坂の陣特集でしたが、その中に木村重成の記事があった。
 木村重成と言えば、なんだか、最近はほとんど聞かないけれど、昔はものすごくメジャーだった気がする。
 徳川家康に対峙して一歩も引かなかった、大阪方の使者・・ということだったと思うけれど、史実では、大坂冬の陣が初陣で、大坂夏の陣で戦死したという人物。
 いかに、駆け抜けた青春?とはいいながら、短すぎる。たった半年! 高校野球だって3年はあるんですよ。
 しかし、短いのがどうだってことより、その余りにも短い活躍時期にもかかわらず、なんであんなに有名だったのか?・・ということを、記事にしておられたのが「木村重成論 ―重成伝承の契機と実際―石上敏(大阪商業大学大学院教授)」です。この短命で活躍時期も短かった武将が、なぜヒーローになったかということを、江戸時代から現代まで、きちんと整理して書いてあって、なるほどと面白かった。
 まあ、大衆的人気ということでは、いわゆる「判官びいき」の一形態で、悲劇的末路で、早死に、そして美形(これは多分ものすごく重要な要素)という条件がそろっているということでしょうねえ。
 それに、礼儀作法に風雅の嗜み(これが美形伝説の元)という、上品な人物であり、しかも、天下の大狸家康にも臆することのない豪胆さもそなえる・・ということですね。
 しかし、年間通じての大河ドラマではなく、1時間半くらいで終わる、がんばって2時間スペシャルのドラマですねえ。
 「完成した」木村重成のイメージは、やはり夭折の画家小林秀恒の描いたのが典型だと思うので、それ風に・・。しかし、やはり私では、あのなんともいえない雅な表情はマネできませんでしたね。
 イメージの変遷などについては、日記に書いてます。
2015-07-05
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