花嫁御寮

花嫁御寮

  金襴緞子の帯しめながら
  花嫁御寮(はなよめごりょう)は なぜ泣くのだろ


という始まりの歌詞の歌は、「花嫁人形」というタイトルです。この歌の締めは、

  泣くに泣かれぬ花嫁人形は、
  赤い鹿の子の千代紙衣装

 というのですから、これは、千代紙で作った姉様人形なんでしょうね。
 この人形の持ち主は、花嫁さんの妹かも。泣きたくても泣けない状態を千代紙人形に託しているのでしょうか?
 作詞は、かの「大絵師」蕗谷虹児ですから、なんとも麗しい絵柄が浮かびます。
 姉様人形は、昔は作り方を覚えていたのだけれど、今では、ちょっと髪の結い方もおぼつかないなあ・・。最近はとんとお目にかかりませんね。
 そして、花嫁さんですが、まあ、金蘭緞子の帯はありでしょうが、昔のような黒い振袖姿もあまり見かけません。明治の終わりころから大正時代に流行ったのは、このような黒い振袖の花嫁衣装で、最初の子供が生まれた時に振袖を切って、いわゆる留袖になり、切った振袖で赤ちゃんのお宮参りの衣装を作った・・ということになっていますから(本当はそうではなくて、いわば伝説的な話でもあるそうですが・・・)そうですから、花嫁衣装は一生ものだったんですね。

 ついでに、桜の頃しきりに、思い出す歌に、「花かげ」というのがあります。

  十五夜お月様ひとりぼち 桜吹雪の花かげに 
  花嫁姿のおねえさま くるまに揺られて行きました。


この歌は、最後に
  十五夜お月様 ひとりぼち 桜吹雪の花かげに
  遠いお里のおねえさま  わたしはひとりになりました


という歌詞があるのですね。これもなんだか切ないですねえ。

ということで、レトロ感覚の花嫁さんです。
2013-04-04
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

乱読F

Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
実在・架空2000人描き

アルバム
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる