豊原時秋

豊原時秋

新羅三郎源義光を描いて、しばらくほったらかしにしていましたが、やはり、「足柄山」の図は、二人セットでないといかんなあと思いまして、新羅三郎の相方?を登場させましょう。
 豊原時秋です。
 この人は管弦の家柄の出身で、父祖伝来の豊原家に伝わる秘曲を、先代であった祖父がなくなり、伝授されぬままでしたが、その秘曲を知っている祖父の高弟源義光が、戦場に行くことを知って追いかけてくるのです。
 もし、義光か戦死でもすれば、秘曲は永遠に失われます。そうなれば、豊原家の跡取りとしては申し訳がたたぬわけで、ここはどうしても、今自分が義光から秘曲を教えてもらわなければならないのですが、これは、本人には言いにくい話ですよね。
 で、延々と見送りに行くという旅路でして、とうとう富士山が見える足柄山まで来てしまった・・ということです。
 で、それを察した家光が秘曲を伝授するわけですが、まあ、もっと早く気づいてやれよと思う反面、いつ言い出すのかと待っているということもあって、結局東国の入り口まで行ってしまったという話です。
 古い話では、逢坂山だという説もあるそうですが、そうなると京都からは近すぎるし、ドラマの舞台としては月明かりに映える富士山というほうが絵になる。
 もっと実も蓋もない話だと、義光が持っていたのは秘曲ではなく、豊原家に伝わる笙の名器で、それを時秋は取り返しにいったという、現実ありそうな話もあるのですが、まあ伝説は美しいほうがいいので。
 ということで、月明かりをあびて、笙の秘曲を聞き覚える・・という態で。
 絵画には時秋がなにやら書面を見ているのがありますが、実は義光は楽譜も持っていたということになっています。
2013-03-03
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