殷富門院大輔

殷富門院大輔

 
   見せばやな 雄島の海人の袖だにも
        ぬれにぞぬれし色はかはらず


 あなたに見せたいものですわ! かの松島の雄島のあたりの漁師の袖ですら、いつも濡れっぱなしだというのに、色が変わるっまでのことはないけれど、この私の袖が、あなたのために泣きに泣いて色まで変わってしまったってところを!

 百人一首90番の殷富門院大輔(いんぷもんいんのたいふ)。
 この方も覚えにくい名前ですよね。
 これも職業上の呼び名で、女官としてお仕えした人が後白河法皇の皇女であった殷富門院です。
 袖の色が涙で変わってしまうほど泣いているという意味ですが、この変わった色というのが、ただ濡れて染料が剥げてしまったというのではなく、血の涙を流して色が変わったという説がありますが、そこまでいくとちょっと技巧が過ぎるような気もしますが、それほどあなたには泣かされているのよ!という意味ですね。
 血の涙はちょっと色的にキツイので、乾く間もなく濡れて変色した・・という程度にしてみました。
 背景を松島にしようかなと思ったけれど、激しい波・・(心の中に立っている波頭・・?)という雰囲気にしてみました。  
2012-10-24
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

乱読F

Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
実在・架空2000人描き

アルバム
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる