六歌仙

六歌仙

 先日、月岡雪鼎の六歌仙の絵を見ました。
 平安風というのではなく、やはり上方肉筆浮世絵らしく、それぞれの顔つきに個性がありました。
 まあ、六歌仙はありふれた?画題なのかもしれませんが、男5人(坊さん二人)、女性1人の6人をそれぞれにどう配置するか・・というのは画家の工夫なのでしょう。掛け軸などの縦長の画面にかくこともありますし。
 で、六歌仙は何人か、すでに出ていますが、まあ、月岡雪鼎の絵の配置をぐちゃっとまとめて、風俗を変えて描いてみました。
 あらためて6人ならべると、結局、紀貫之が6人の歌の上手をとりあげているのではなく、「いまいち歌人」を6人ならべたってだけのことなのですよね。
 一応、雪鼎の配置によって後列向かって右から大伴黒主。貫之が、「そのスタイルは下品だ」と言った下級官僚。ちょっとしたたかな役人風で。
 その次が在原業平。「心情に言葉がついて行ってない」らしい。近衛府の軍人なので、軍人の正装で。
 次が僧正遍照。「形はあるけれど誠実さがない」とか。名門の出身で女好き。出家してからも俗気旺盛で、やり手の高僧。後援会などもお金持ちが多そうだし、講和も上手なのかも。
 それから喜撰法師。「言葉が意味不明。はじめと終わりがよくわからない」し、宇治のほうにおった坊主・・というくらいしかわからない人物。お盆には、バイクで檀家まわりしてそう・・・。
 前列、右は文屋康秀。「言葉はうまいが、似合ってない」。成金か一発屋みたいな下級官吏。クールビズの地方公務員風?
 女性は小野小町。「情があるようで、さほど強くない」。実際はよくわからないけれど、「美人伝説」が一人歩きしています。衣通姫の流派だそうなので、スケるドレスを着ています。
2012-06-13
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