アンリ四世

アンリ4世

 とある日、阪急吹田の駅で待ち合わせをしていた時に、通路にぼ~っと立っていた時、なにやら横から視線を感じて振り返ると、この方と目があってしまった。「南蛮美術の光と影」という神戸市立美術館の展示ポスターです。それから、しばらくあちこちの駅で、しばしばこの人と目があう! 誘うような、物問いたげな、ミステリアスな視線。調べてみると、アンリ4世ではありませんか!
 え~! アンリさんって、マルゴの旦那だよねえ。それに、あのルーベンスの仰々しい絵でおなじみのデブのマリー・ド・メディシスが後妻だよねえ・・ってことで、興味深々。
 ということで、この「泰西王侯騎馬図屏風」の展示を見に行ったのですが、まあ、この絵が実は、世界地図に書かれた小さな絵図を参考に、40倍に拡大して、巨大な独立した大作にしたということで、その製作過程などがいろいろな研究で明らかになりつつあるというのは、これまた、なかなかに面白い。
 そのなかの黒い馬に乗るアンリ4世とされる人物。
 彼だけが王冠をつけ、彼の馬だけが、紋章が入っている装具なのでそれとわかるみたいなのですが、モトネタとされる「万国絵図屏風」と「泰西王侯騎馬図」は少し色合いが違うし、馬の雰囲気も違う。
 顔つきも丸顔で、よく知られている、面長で鼻の長いアンリ四世の薄笑いを浮かべた肖像画とはかなり雰囲気が違って可愛い。この屏風が世界地図の絵を参考にして日本で描かれたなら、日本人画家が本物のアンリ4世の肖像がなど知るはずもないので、しょうがないのですが、このミステリアスな表情は、なかなか。
 ということで、和風アレンジ?された屏風絵風のアンリ4世です。
 泰西王侯騎馬図では、濃い緑色のマント(万国絵図では朱色のマントに黄色い服)ですが、この屏風には緑色を二種類に使い分けているので濃い群青ではないか・・と思ったので、フランスの王様の色の青にしてみました。
 髪の色も本来はもっと明るい色を使ったの絵はないかと思うので、金髪にしてみました。
 しかし、アンリ4世の肖像画に、この絵の目つきに、少し似たものがあるのですよ・・。
 髭も蓄えていない若作りで、最初の妻マルゴと結婚して王位についた頃だと思われるので、即位式用のハーフアーチと帽のついた王冠をかぶっていますので、私もこの王冠をかぶせてみました。
アンリの顔
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