パオロとヴィットーリア

パオロとビットーリア

イタリア人の男女は情熱的で、ドラマチック。
ラテン系はアモーレが大好きだと、青池さんも昔おっしゃっていたけれど、ロミオとジュリエットが、情熱的な大悲恋ならば、こちらのカップルもある意味、大悲恋・・・といきたいところですが、評判が悪いのですね。
 男はパオロ・ジョルダーノ・オルシーニ。女はヴィットーリア・アッコランボーニ
 悪評というのも、どちらも、最初の妻や夫を殺して結ばれた・・というところが、ダメなだけでなく、ヴットーリアは美人の評判をとっていたけれど、パオロのほうは、まあ・・肖像画を見ても、とてもロマンスの主人公になれるような男ではないうえに、ロミオのように若くはなかった・・。
 それでも、お尋ね者人になり、殺したお互いの一族からは追いかけられ、世間の悪評もものともせず、教会からは、結婚を拒否されてもメゲず、手に手をとっての逃避行。ある意味ドラマじゃないでしょうか。
 そして、その逃亡の果て、時の教皇が死に、ようやく二人は正式に結婚することができたのですが、その数か月後、パオロは急死(彼が殺した前妻の兄による暗殺とウワサされているそうです。その兄というのが、メディチきっての毒薬使いフランチェスコだったのが運の尽き?)。
 一人になって、さらに逃亡したヴィットーリアですが、彼女もまた、殺されるという悲劇。 
 詳しくは、こちらのいつも面白いネタの満載のルネサンスのセレブたちを読んで下さいませ。
 とても面白かったで、こんな絵を描いてみた次第。「ここまで来たら、腹くくりなさいよ!」って、悪夢にうなされそうもないのが女ではないか・・と。
 いかにも「悪人」な男より、おとなしげな肖像画の美女のほうが、実は腹が据わっていた・・なんて妄想を抱きました。
 ヴィットーリアって、サンタンジェロにもブチ込まれているんですねえ。ますますドラマです。 
2012-02-02
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