ポントルモとブロンズィーノ

ポントルモ

 ポントルモは、本名はヤコボ・カルッチ。ポントルモ村出身。
 マニエリスムの完成者ともいわれますが、彼の絵には一種独特の雰囲気があります。
 たぶん、一度見たら忘れられない奇妙な印象。
 あの十字架降下のキリストの青ざめた瞼とか、天使にしても、聖人にしてもみな目玉を剥いている!
  自画像すら目むいてる! 目をひらいていてもつぶっていても「目」で勝負する画家ですね。
 アンドレア・デル・サルトの弟子だったけれど、師匠に激しく嫉妬されるくらいの腕前だったとか。
 しかも、奇人変人!
 有名な話では、だれとも会いたくないので、梯子をかけた屋根裏部屋に籠ってしまって、自分の出入りの時以外は梯子をまきあげていたという逸話。
 でも、この人嫌いでも、生きている以上は仕事と食事はしなければいけないのですが、その食事を一緒にしていたのが、9歳年下の弟子のブロンズィーノ
 かなり高齢になってからも、その日記の抜粋など読んでいると、ブロンズィーノとしか食事をしていないみたいなので・・・というか、ブロンズィーノが来ないと食事しないのか・・? という印象なんで、こういう絵を描いてみました。
 彼のぐちぐちした「日記」では、身体が痛いと文句たれているのはもう60歳を過ぎた晩年ですが、二人の爺さんの食事風景・・というのも、なかなか面白いな・・と思ったのだけれど、目玉向いて天井見てるポントルモの顔が印象的なので、彼の三十すぎくらいの肖像がから書いてみました。
 ブロンズィーノは若い肖像画を見つけられなかったので、彼の印象的な絵「本を持つ若者」風に・・。 
 それにしても・・・パンだけしか食べてないけど、ポントルモがフォークでパンを食べていたという記事はどこにもありませんから・・。なんとなくこんな手つきかな・・と。
2011-11-11
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