聖フェリペ・デ・ヘスス

フェリペ・デ・ヘスス

  長崎で殉教した26聖人は、20人の日本人(パウロ三木が有名かなあ)と6人の外国人宣教師がいました。
 その中の一人が、メキシコ人のフェリペ・デ・ヘススです。
 彼らの殉教のきっかけとなった理由のひとつは、遭難して土佐に座礁したスペイン船の、サンフェリペ号事件だとされていますが、不運なことに、この船人乗っていて、フィリピンからメキシコに帰国する途中だったのが、フランシスコ会の修道士だったこの人。
 もともと、日本で布教するつもりでやってきたのではなく、遭難後に、土佐から京都に入り、フランシスコ会の修道院にいたところを逮捕され、ほかの宣教師と一緒に長崎に送られて殉教しました。
 縛り付けられた十字架の足台が合わず、首つり状態になっていたので、すばやく槍でとどめをさされたと言われています。
 26人の中での最初の殉教者です。
 不運と言えば不運なのですが、ほかの宣教師たちには、彼は、運命の導きによって、殉教するために遭難する船に乗り合わせ、殉教するために京都入りし(同じ船に乗っていて、彼と別れて長崎に向かったために死ななかった宣教師もいます)、長崎で殉教をとげたと解釈されたようです。
 長崎の「日本二十六聖人殉教記念聖堂・聖フィリッポ教会」は、彼にささげられています。
 その絵姿は、本国メキシコではさまざまに変遷されていますが、それについては、こちらにもちょっと書いています。
 それらの図像の中から、いちばん新しいかたち、十字架と槍を支えてよろめく?スタイルで。
 なお、バチカン美術館所蔵の26聖人の「日本画」では、彼は金髪に近い明るい髪の色をしていますが、もともとスペイン人だし、メキシコのサンフェリペデヘスス教会などの像は黒髪なのでそうしました。
2011-11-03
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

乱読F

Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
実在・架空2000人描き

アルバム
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる