厄神明王

厄神明王

 この1月18日と19日は、厄除大祭が行われる神社仏閣がいろいろあります。
 厄神といえば、悪い災厄をもたらす悪鬼を追い払う神様で、八幡神が厄神さまとなっているところもあるようですが、西宮の門戸厄神はお寺で、弘法大師製作の厄神明王が祭られているというのが寺伝です。
 なにしろ、嵯峨天皇が見た夢がそもそもの発端。天皇は、平安京を襲う災厄の数々を、巨大ロボ・・いや、巨大な不動明王と愛染明王が、な、なんと合体!変身!して、攻め来る悪鬼ばらを、火炎放射機か波動砲のような兵器でもって焼き払い、破壊していしまうという壮大なスペースオペラ風の夢をごらんになったのですね。
 で、「すごい夢を見たぞ」と、弘法大師空海に、得意げにお話になった。すると、なにしろ、天下の才人、平安時代のダビンチ空海は「それは面白い夢ですね。では、私はその変身合体巨大ロボ・・いや、明王を3D化しましょう」と言ったんです。
 ということで、3体の厄神明王を作った。その一つが西宮の松泰山東光寺に現在もおわしますそうですが、今はほかの2体が失われてしまっているので、唯一つ残った仏様。
 なにしろ、荒木村重の乱の時に、織田信長が火をつけたのに、その火炎の中ですっくと立って焼け残っていたそうですから。大変貴重な秘仏なので、写真や絵画にはされていないそうです。
 ということで、その姿は想像するしかないんですが、不動明王と愛染明王が合体・・・??
 不動さんといえば、剣と縄を持って火焔をしょっているし、愛染明王は6本腕で五鈷杵や五鈷鈴などをもち、弓矢を手にする仏様で、一説に愛の神様キューピッドが変化したものだ・・・という説もあります(キューピッドにしては、ちょっとコワモテすぎるのですが・・)ので、火焔をしょって弓矢を持った姿にしてみました。
 この厄払いの時期には、弓矢を射て悪霊を払うという行事も多く行われるので、厄神にはふさわしいかな・・と。顔も少し優男風にしてみました。 
2011-01-18
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