ボエモンドとタンクレディ

ノルマン騎士

  「十字軍物語」(塩野七生・新潮社)が刊行されはじめ、早速に手に取ったけれど、まあ、砂漠っぽい聖地の戦いはそれなりに面白いのですが、シチリアのノルマン王家の一族の片割れが、かの地でも実質的な活躍をしているというのが印象に残り、またまた、シチリアやら、ノルマン関係の本を引っ張り出してきまして、またしてもあっちゃこっちゃの方向に興味が向かうという状態です。
 「シチリア歴史紀行」(小森谷慶子・白水社)や、「ノルマン騎士の地中海興亡史」(山辺規子・白水社)などです。
 で、とりあえずは、南イタリアの地に傭兵としてやってきたノルマン人のアルタヴィッラ家(オートヴィル家)のしたたかな連中の中から、英雄?のロベルト・グイスカルド(ロベール・ギスカール。「悪知恵のロベール」)の息子であるボエモンドとその姉妹の息子のタンクレディの二人。
 ボエモンドは長身でたくましく、狡知に長け、威圧的で強烈な青い目をしていた・・と言われていますが、甥のタンクレディのほうは、どっちかと言うと、行動的で切り込み隊長的な性格のような気がしますが、比較的早死にしたことから、虚構作品では、異教徒の女戦士や、アンティオキアの王女に恋される二枚目ヒーローの役どころ。傷ついたタンクレディを介抱する半裸の美女エルミニアの絵など見たことがあります。
 実際は、どちらもノルマンマフィアみたいな連中なんですけれど、ちゃっかりとフランス王の姫たちと政略結婚もしているし・・。
2010-10-26
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