うつろ舟の女

ウツボ船

  知ってる人には有名な「伝説」に、うつぼ舟の美女というのがあります。
その中でも、いろんな人が好んで?取り上げるのが、八犬伝でおなじみの滝沢馬琴の「うつろ舟の蛮女」(兎園小説)の話でしょうねえ。
 ガラスと金属で密閉された乗り物?にのって漂着した謎の異国風美女で、金属製の箱を抱えていたということで、海上に着水した宇宙船だとか色々言われているわけですね。
 確かに、UFO説は面白いですが、そもそも「舟」あるいは「箱」に閉じ込められて海に流される美女というのは、かなり古い時代から伝承があります。
 言うまでもなくダナエですね。男が近づかないように塔のてっぺんに閉じ込められていたのに、「黄金の雨」に変身したゼウスによって妊娠してしまい、その子供と一緒に箱に詰められて流される。この子供は成長してメデューサ退治するペルセウスです。
 ほかにも、密通の罰として、浮気相手の男の首と一緒に船に乗せられて流されるという中国の伝説もあります。
 で、この馬琴のいう「蛮女」は、髪も眉も赤い色で、白い鬘(獣の皮?)を背中にたらしている言葉の通じない女性は、不義をした異国の王女ではないかということになるそうです。胸に抱いた箱には、密通相手の男の首が入っているそうです。
 このお話を詳しく取り上げて、面白い考察をされているブログがあるので紹介しておきます。。「UFO&美人宇宙人in江戸時代」
 数ある「挿絵」は、中国風の衣裳を着た女性像ですが、白いかつら様の髪の毛が白いということから、毛皮装飾のついたフードつき衣裳ではないか・・なんて思いついたので、ロシア風?の北方系にしてみました。 
2010-09-28
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