藤原敏行

藤原としゆき

 秋来ぬと  目にはさやかに見えねども
              風の音にぞ  おどろかれぬる

 意味は、文字通りです。立秋の日の歌だそうですが、立秋なんて、夏休みの真ん中にくるので、まあ、こういう気分にはちっともなりませんが、それでも、ふと秋の気配を感じる瞬間には、この歌を思い出します。
 それにしても、今年の暑さは異常で、毎日暑いので、「風の音におどろく」ということもなくて、九月に入ってしまいましたが、さすがに台風のあとは朝晩が秋の気配ですねえ。ちょっとほっとしていますが、昼の暑さは相変わらず厳しいですが。
 で、藤原敏行は、延喜の頃に亡くなった人なんですね。つまりは9世紀の人物なので、もう少し平安初期風に描かなければならないのだけれど、百人一首でもおなじみなので、まあ、こういうイメージでもいいか・・と。三十六歌仙の一人で、歌人であるだけでなく、書もうまくて、空海と並び証されたというから、ちょっと大物ではあります。
 奥さんが、在原業平の奥さんと姉妹だそうで、友人が紀友則で・・などと周辺にはけっこう有名人?がいるのだけれど地味かも・・。百人一首の歌は、

   すみの江の岸による浪
      よるさへや  夢のかよひぢ 人目よくらむ

 意訳すれば、「何にも、住江の岸の波みたいに、朝から晩まで、行ったり来たりしてほしいって言ってるわけやないねん。ちょっとよってほしいだけやのに、あんたは、夜でさえ、いや、夢の中でさえ、人目をよけてばっかりいるやないの! 根性なし!」
 多分・・大阪の女の子のつもりで読んだ歌かも。藤原敏行は、一度死んだ時に、能筆を生かして法華経を書いた功徳で、生き返ったのに、女遊びばかっりして、すぐに死んでしまった(?)ほどのプレイボーイだったらしいから、女性の代筆もした・・?
2010-09-10
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