朧月夜

朧月夜

 今年は南都が流行っているのですが、ものすごく久しぶりに「源氏物語」です。
数多くの源氏の恋人の中でも、けっこう積極的な人です。

   照りもせず 曇りもはてぬ春の夜の 朧月夜にしくものぞなき
 
 大江千里の古歌を口ずさみながら(多分、少し酔っ払っていい気持ちになっていたんだと思う)、ふらふらと、宴会果てた夜の宮中を歩いているときに、源氏に出くわします。
 袖を捕らえて来たので「まあ、なにするの! 失礼な方ねえ」などと、軽くいなしても、源氏は「私は、何をしても許されるのですよ」と傲慢発言。さっと抱きかかえて、御簾の内側に連れ込んでしまうのです。
 こうして出会う二人ですが、源氏にとっては、彼の失脚を狙う徽殿女御の妹にあたります。そして、将来は東宮妃・・と目されている、いわば敵方の、折り紙つきのお譲様なわけですね。
 そういう女性に手を出してしまう源氏も源氏ですが、それを受けて、更に積極的になる彼女も、なかなかにしたたかな女性です。
 「私と遊ぶのには、あなた、そこまでの覚悟がおありなんでしょうね」と、挑むようなイメージです。
2010-09-04
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

乱読F

Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
実在・架空2000人描き

アルバム
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる