ヘロデア

ヘロデア

 ヘロデアは、ユダヤ王家の王女
 かの建築マニアでもあったヘロデ大王の孫娘にあたります。
 彼女が何故有名かというと、かの預言者ヨハネの首を切らせたからですね。
 そうです、サロメの母です。サロメばかりが有名な気がしますが、あのおぞましい「お盆の首」を、そもそも発案したのは母のヘロデア。ヨハネは彼女の私生活を非難したからです。
 家系図からいうと、ヘロデアは、ヘロデ大王の2番目の妃の産んだ王子の娘。
 彼女の最初の夫ヘロデ・ピリポ(サロメの父親)は、ヘロデ大王の3番目の妃の王子。で、サロメが踊ったのは、ヘロデ・アンティパス王で、この人はヘロデ大王の4番目の妃の王子です。
 ヘロデアは、父親の異母兄弟(つまり叔父さん)の間を渡り歩いた・・ということですね。
 ヨハネが批判したのも、彼女の結婚が叔父との近親婚ではなく、夫を捨てて夫の兄弟のところに走った・・つまりはヘロデ王側からすると、兄弟の妻を奪ったことなのです。
 まあ、分かりやすく言えば、額田王のことで天智天皇を批判したみたいなものですね(いや・・ちょっと違うかな)。
 で、王妃という地位に満足しているヘロディアとしては、ややこしいことを言い出す預言者に腹が立ったので、「娘のご褒美」にかこつけて首を切ったということになっているのですが、これが画家の絵心を刺激し、幾たびも描かれる絵は、皆サロメが盆を捧げている・・ということなのですが、中にはヘロディアが満足げに盆の首を見ている絵もあるのですね。
 十代の年端も行かぬ美少女と首もなかなかですが、海千山千の年増美人も、画家の好みにあったということでしょうか。
 盆の首は省きました。
2010-07-13
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