闘うカプチーノ

フランチェスコ僧

 カプチーノというのは、カプチン派の僧のことで、彼らが被っているカプッチョ(帽子です。ダジャレじゃありません。土佐弁で言えば「かぶっちょるカプッチョ」ですが)に由来する呼び名なのですが、すぐイメ-ジするのが、彼らの名前が由来のコーヒーですね。はげたようなこげ茶色の僧服が、ミルク入りコーヒーを思わせるのだそうですが、実物は、もっと濃い色の服を着ていたような気がします。
 さて、フランシスコ会の一派のカプチン会ですが、成立は16世紀初頭ですから、実際にコーヒーがヨーロッパで一般的になるよりは100年近くも前からあったのは事実です。
 ちなみに、コーヒーが西欧世界で広まるために、ローマでちょっとしたイベントがありました。
 もともとアラブ世界から来た飲み物ですので、「イスラム教徒」?かもしれないので、時のローマ教皇が洗礼!をして、晴れてキリスト教に改宗し、安心して広まっていったとか・・。なんだか大層ですね。
 で、「闘うカプチーノ」ですが、これは、本来宗教家らしくないスタイルで、鉄砲をかついで剣を帯びた姿は、誰と戦うのか。
 ユグノー戦争と呼ばれる新教、旧教の対立がおこったフランスで、ギーズ公アンリが後ろ盾となって作ったカトリック同盟(旧教同盟とも訳されます)の僧侶達が、パリでデモンストレーションをしました。その様子を描いた絵画の中に登場する人物です。
 一応十字架をもっているけれど、武装しているのみならず、修行が厳しいはずのカプチン修道会の僧にしては、なんだか肥満して、美食してそうだし、年中素足にサンダルしかはかないはずなのに、靴をはいているし、なんだか面白いじゃないですか?(まさか力士の変装?・・・) 腰からは鉄砲装備の火薬入れや火縄とおぼしきものまで下げているれっきとした鉄砲隊のいでたちです。
2010-07-03
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