葵祭りの使者

葵の使者

 葵祭といえば、京都の代表的なお祭りです。
 源氏物語では、この行列を見るための場所取りで、えらい目にあわされた六条御息所が、葵上を恨んで生霊になるのですが、これは行列に参加している光源氏の晴れ姿を見ようという女達の争いです。
 現在では、葵祭りというと、一般の女性が選ばれる斎王代ばかりが話題になりますが、祭りの発生として伝えられるのは、欽明天皇時代に遡り、不作と異常気象が、賀茂大神の祟りであったので、勅使を遣わし、お祭りをして、派手な馬装に武装をした武人達に競馬をさせて神さまを楽しませ(まあ、古代ギリシャやローマの奉納戦車競技みたいなものですね)、お慰めしたところ、五穀豊穣となったという伝承です。
 光源氏も、葵祭りでは近衛中将ですし、本来は天皇の勅使が、賀茂の神様におまいりに行くのですから、もともと男性的で勇壮な(まあ、荒っぽい)お祭りだったみたいですよね。勿論、今でも勅使が「主役」ですが、衣冠束帯のおじさんより、若い十二単の女性のほうが絵になるので、斎王代が目だってもしかたがないか・・。
 で、祭りの本来の主役、緑の若葉の中の若い勅使・・というイメージで。
2010-05-15
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