藤原定子

中宮定子

 枕草子でおなじみの中宮定子です。
 ヘンリー8世のお妃のなかで、ジェーン・シーモアを出した時に、ふとこの方を思い出してしまいました。
 平安時代の日本では、チューダー朝みたいに、首切りが日常茶飯事というわけではありませんでしたけれど、天皇の後宮はなにかと陰謀の宝庫。
 一条天皇の後宮にいち早く入内したのは、父親の藤原道隆があらゆる意味でやり手で、14歳の娘を11歳の帝に娶わせたのです。
 父親の権力が絶大なる間はよかたったのですが、父が死に、無能な兄が事件を起こして、父より更にやり手の叔父道長の前には、手も足も出ない・・ということになりました。天皇自身の愛情は深かったのですが、時の権力者道長の前では、ヘンリー8世のようなわけにはいきません。
 天皇の第1皇子、皇女を産むも、後ろ盾のなさで、没落する悲劇は、枕草子にも登場しますが、ここで描かれるのは、逆境にあって明るく、楽しげな人だったように思われます。しかし産褥で死んでしまうのですよ。
 香炉峰の雪を見るために簾をかかげてみたかったのは、この人自身ではなかったのでしょうか。ということで、袖を上げてはるか中国に思いを馳せる・・という雰囲気で。
 ちなみに香炉峰は、中国は廬山にある峰ですが、廬山ときいて、一番に浮かんだのが廬山昇龍覇って・・わはははは・・・。背景はいかにも・・ですが、別にこの方がそういう技を使っているところではありませんよ。
2010-05-09
 
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