ダンスタン

ダンスタン

 ダンスタンは、10世紀のイギリスの人で、カンタベリー大司教にまで出世したえらいお坊さんですが、この方には、錬金術や鍛冶屋からみの伝説がついてまわります。
 宮廷で王の顧問として重きをなしながら、何度も追放されたり、いささか激情方の人物だともいわれていますが、とにかく多芸多才の人で、本職の聖書の研究のみならず、時には魔術すれすれの学問や書物も読み、音楽も得意でハープをたずさえ、歌を歌い、建築や、手芸まで出来たそうです。元は鍛冶屋であったとか、修道院で鍛冶をやっていたとか。
 ある時、修道士である彼を、女性が誘惑にきたのですが、彼女の足にひづめがあったので、すかさず火箸で鼻をはさむと、すさまじい悲鳴とともに悪魔の正体を現したので、二度と誘惑をしないと約束させたとか。マザーグースにこの伝説が出ているそうです。
 また、ある時、悪魔が蹄鉄をつけて欲しいとやってきたので、ひどい方法で蹄鉄をつけた(どんな方法だ? えらく悪魔が痛い目にあったらしいけれど・・)ので、二度と蹄鉄のあるところにはあらわれなくなったとかで、「魔よけの蹄鉄」というアイテムは、この伝説にちなむそうです。
 鍛冶屋、魔術師、悪魔祓い・・なにやら関連がありそうですが、坊さんが悪魔に蹄鉄を打ちつける(悪魔は絶叫している)絵があれば、この方です。
 火箸で悪魔の鼻をはさんでいる絵もありますが、女性に化けてきたということですので、女装?の悪魔にしてみました。ダンスタンのほうも、立派な司教冠を被った高僧が火箸を持っている絵もあるのですが、多分、若い頃修道院で鍛冶屋をやっていた時代ではないか・・などと想像してみました。
 あ・・この方は鍛冶屋、金属細工、錠前屋、宝石職人、武器製造業、燈台守、音楽家、歌手の守護聖人です。 
2010-05-01
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