ジェーン・シーモア

ジェーン・シーモア

 ヘンリー8世は、6人もの女性を次々に王妃にして、そのうち2人もの王妃を処刑しているので、悪名高いのですが、まあ、よほど世継ぎの男子がほしかったのでしょう。
 イングランドはサリカ法典を採用していなかったので、女王でもいいのですが、女性が王となると、その夫になる人物が問題なんですよね。力のある国などの王子などをうっかり婿にしてしまうと、乗っ取られる可能性があるんですね。そればかりか、本国の揉め事まで持ち込む。
 ということで、どうしても世継ぎの王子が欲しかった・・・ただただ、それだけの理由です。
 好色だとか淫乱だとか言うなら、王様のまわりには、沢山美女がいるのですから、手当たり次第、選り取りみどりですよ。
 かのナポレオンですら、皇帝になったとたんに世継ぎほしさに、妻を取り替えるんだから、王様稼業は大変ですねえ。
 で、そのヘンリー8世の世継ぎを産んだ唯一の女性がジェーン・シーモア
 かのアン・ブーリンの侍女で、彼女とは全くタイプの違う大人しやかで、従順な女性だったとか。しかし、彼女が王妃であったのは1年ちょっと・・・つまり、妊娠して出産したそれだけの期間だけです。産褥で死んだのですから。
 多産の家系だったために王に見初められたので、まさに目的を果たす(王子を産む)というためだけに存在した感のある、影の薄い女性ですが、アン・ブーリンの離婚や処刑などの経過も当然知っているのでしょうから、生きていればしたたかな王妃になったかも・・・。
 その子供のエドワード6世も、王位を継ぎはしたものの17歳で早世しましたので、母子ともに影の薄い存在です。
2010-04-28
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