メッテルニヒ

メッテルニヒ

 クリスマスも近いですが、ドイツのスパーリングワインに、フュルト・フォン・メッテルニヒというのがあって、そのラベルは、オーストリアの宰相メッテルニヒの肖像画だそうです。
 そういえば、彼の孫娘であるメッテルニヒ侯爵夫人もワインのラベルになっていますよね。
 しかし、メッテルニヒといえば、会議では踊っていて、陰謀ばかりめぐらしているイメージですが、中々の苦労人で、ヨーロッパの大嵐、ナポレオン旋風が吹き荒れた時代にあって、彼もまた時代が要請した人物ではないかという気がします。
 お姫様マリー・ルィーズをナポレオンにくっつけたり、離したりというような、甘くない策略もめぐらしているところは、公武合体の伊井大老のような役回りでもあるのですが、戦乱の欧州に平和をもたらしたということで、最近では評価が上がってきているようです。
 孫子の兵法では、スパイや策略、なんでも用いて、実戦を避ける手立てを尽くし、交渉の万策尽きた上で初めて、開戦ということを言っていますので、そういう意味では、ナポレオンなどは兵法の掟破りで、メッテルニヒのほうが戦略家ですね。
 で・・え~・・・私としては、もうひとつメッテルニヒで思い出すのが「エロイカより愛をこめて」の「皇帝円舞曲」です。この「メッテルニヒ」は、少佐に追い回されてズボンを剥ぎ取られる散々なおじさんです・・(ミョーなもの思い出してすみません)。
 有名な肖像画は身体を左に向けた四十代後半の絵ですが、少し若くして(髪も増やして?)みました。いつも微笑を浮かべて策謀をめぐらしている、という雰囲気は・・・出ませんでしたね。
2009-12-21
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