ペトロ岐部

ペトロきべ

  パウロが出たら、次はペトロです・・ということで、パウロ三木の次は、ペトロ岐部です。
 この人は、とてもスゴイ人物で、豊後(大分県)の生まれですが、徳川幕府のキリシタン追放令で、27歳の時にマカオに追放されます。
 マカオの神学校で司祭になるために学びますが、日本人には叙階しないという見解だったので、ゴアに行きます。
 しかし、ゴアでも拒絶され、「ならば全ての道はローマだ!」と言ったかどうか、単身ローマに向かう決意をした。
 これからがすごい! ペルシャ湾からペルシャ・シリアの砂漠を横断し、エルサレムに到達。これってスゴイことではありません? エルサレムですよ! そして、地中海を渡り、ゴアを旅立って二年後にローマ入りします。
 ローマには、マカオから、彼を要注意人物とする情報が届いていたもようですが、情熱と学識を認められ、ついに司祭として叙階されました。その場所はなんとサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂! しかも、サンピエトロ大聖堂でおこなわれたザヴィエルイグナティウス・ロヨラ列聖式に参加しています。 
 そして華の都で、新しい世界が開けたかもしれないのに、キリシタン禁止令が出て弾圧厳しい日本に戻って布教することを決意します。ポルトガルのリスボンから船出して喜望峰を廻でインドにつきました。
 ところが、マカオも、アユタヤも、マニラも、日本が禁令をしいているので、なかなか乗せてくれる船がないので、密航に近いような形で鹿児島に潜入。実に16年振りの帰国です。
 そして長崎を足がかりにして精力的に9年間も布教活動をして、はるか仙台にまで赴いていましたが、ついに逮捕されます。
 護送されて江戸の天馬町の牢に入れられ、逆さ吊りの拷問を受けて殉教
 この時代にこれほど世界を旅した日本人は珍しいのですが、マイナーですね。去年2008年に、列福されました。
 彫像や絵画では、手に聖書を持つ姿が多いようですが、頭陀袋をさげて砂漠を旅する・・というのも面白いかなと、こういうイメージにしてみました。
2009-10-18
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