サッポー

サッポー

  レスボス島の女流詩人サッポーは、愛の女神ヴェヌスに捧げる詩を読みましたが、後世、この詩人は、同性愛の代表のような言われ方をしています。
 そのおかげで、女性同性愛者を島の名前でレスビアンと呼ぶようになった(以前は女性もソドミーだったそうです)ことから、歴史的名称の島の名前が嫌われ、今はミティリニ島と呼ぶのだとか。
 彼女は紀元前7世紀頃の人で、伝説化していますが、女性ばかりをを集めて詩作などを教えたりていたそうです。
 しかし、裕福な商人の妻で、子供もいたというのですから、今で言うカリスマ主婦みたいなもので、教養ある女性が、女の子達を集めて教養サロンみたいにして教育していたにすぎないのではないでしょうか(中には、ファンのおばちゃんもまじっていたかもしれませんが)。
 夫もいたことですし、また、若い男に入れあげてフラれて自殺したなどという伝説もあるので、かならずしも、古い時代には同性好きだというイメージだったわけじゃないようです。
 それを女ばかりの禁断の島・・みたいなイメージにしたのは19世紀になってから、詩人のボードレールや、ラファエロ前派の画家などが作り上げたようです。
 教養ある歳増美人が、若い女の子をたぶらかして「あなたの肌はとても綺麗ね。」なんて、にじりよって撫で回したりするような不埒なイメージは、いかにも男が好みそうな展開ですよね。
 ま、女だって、いわゆる「女性向け」というジャンルは、若くて綺麗な男が、渋くてイケナイおじさんにもてあそばれて・・なんてのが大好きですから・・・。
2009-07-12
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