タリアン夫人

タリアン夫人

 テレーズ・カバリュスというよりも、やはりタリアン夫人よいうほうがいいでしょうね。
 なんでもありのフランス革命の時にあたって、テルミドールのクーデターの一因をつくったという意味では、女傑でしょうが、牢獄でギロチンを待つ彼女としては、タリアンに「私か、ロベスピエールか」と迫ったみたいなもので、男としては、この二者択一は決まったようなものでしょう。
 出所後、一躍有名人になった彼女は、大スターで、その華やかさに一度ハマると、益々権勢と快楽を求め、タリアンではたりんわ、とバラスの愛人になります。この時、バラスが彼女のために自分の愛人(ジョゼフィーヌですよ・・勿論)を、田舎者のサエない軍人(ナポリオーネ・ヴォナパルテというイタリア人)に押し付けたのですが、そうして生まれたカップルが、後に皇帝・皇后になろうとは誰が予想したでしょう。
 タリアン夫人の名声の中には、勿論彼女の過激なファッションも預かっていたわけで、ある時、透けて見えるような薄い布のドレスのほかには、指輪とサンダルのみしか身につけず・・つまり、下着もなしですね。これで、みなの度肝を抜いたというか、視線くぎづけというか・・・人に注目されるのが大好きだったんですね。
 当然、湯水の如くお金を使うので、バラスも困って、他の男に押し付けたりしたそうですが、後には、若気の至りと平凡な結婚をして大人しくなったそうです。次第にスケスケのドレスも流行らなくなり、また見せびらかす容色も衰えたのかしら。
 彼女の肖像画は、細めのも太目のもどちらも、胸元が片方、ぴらっ・・です。 
2009-04-27
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