「安心散」のモデル

あんしんさん

 またまた引札ネタです。
 男性は洋装をして地球規模で走り回った活躍するという時代。女性も時代の変化に、大層心理的にも激動の時代であったでしょう。
 「安心散」というこれまた薬の宣伝の引札ですが、この薬は「産前産後ノ気付ケ、男女逆上症ニ良効ナリ」と書いてあります。産前産後は、婦人薬としてはわかりますが、男女逆上症というのは何だろう? 多分、精神安定剤なのでしょうね? 女性が出産に伴に精神的な不安定な状況になるように、男でも女でもすぐにカッとしたり、イライライしたり・・・。激しい時代の変化のストレスは「相当なものだったかもしれません。「男女」という表現に、「ヒステリーは子宮の病気だ」と言っていた西洋の医師より、公平のような気もしますが・・・。 もっとも「安心散」という薬は江戸時代の富山の薬売りの目録にも載っているらしいので、かなり古い薬ではあります。
 引札の女性は、浮世絵風でありながら、髪にリボンや造花をつけ、「新聞」のようなものを読む新しい女性像です。
2009-04-13
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