文明開化の紳士

文明開化の騎馬紳士

  幕末から明治初年にかけて作られたコマーシャル用の印刷物に、引札というものがあります。
 今で言う、チラシとかポスターの類ですが、一目を引き、商品を売るためのものですから、その時代の空気を敏感に反映しています。
 ある明治の引札で、その名も「文明丸」という薬の宣伝には、フロックコートにシルクハット。クラヴァットを風に靡かせて馬に乗って地球をかける錦絵風の紳士の絵があります。
 まさしく、明治の初年の人たちがイメージした最先端だったのでしょう。たとえその姿が、武田信玄のような騎馬武者風であろうと、走っているのはなにしろ、地球! 世界をまたにかけているのですから。
 その末裔が「二十四時間、闘って」バブルがはじけ、生産過剰に陥って、大不況を迎えるとは、ご先祖さまは想像だにしなかったでしょう。
 ちなみに、「文明丸」の効能は「気付け、霍乱、吐しゃ、腹痛、めまい、食傷、歯痛等・・」だそうです。多分、消化を助ける薬なのでしょうね。クレオソートのような・・?
 手に持つ、商品名を書いたチラシ?を省略して描いてみました。
2009-04-12
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