女海賊グレイス・オマリ

omari

 ドレイクやホーキンズ(彼は密貿易商)のような「海賊」を使っていたのはエリザベス女王で、いわば海賊女王ですが、同時代に文字通り、船に乗り部下を率いて海賊をやっていた女領主がいます。  
 アイルランドの西海岸を支配していたグレイス・オマリは、アイルランド沿岸を通行するイングランドやスペイン、フランスなどの商船を「お客さん」にしていました。  
 古くから海賊稼業をしていた一族の出身で、同業者?に嫁いだけれど夫は部族抗争で戦死したので、父と夫の配下を率いて自らが前線に出ました。
 良港と城を手に入れるためにロックフリートの城主と再婚をしましたが、イングランドともいわば友好的で、地方豪族を慰撫するために彼女の夫は騎士に叙任されたりしました。  
 再び未亡人となった頃に、英国はスペインと戦争状態になり、英国はアイルランドを武力支配しようとして、二人の「女王」は対立します。  
 しかし、息子が捕らえられたことで、釈放を求めてエリザベス女王に面談して、以後英国側に立つと約束し、海賊ながら息子は子爵になり、彼女は畳の上ならぬ自分の城で死ねたそうです。  
 ネタ本は図説 海賊 増田義郎(ふくろうの本・河出書房新社)ですが、詳しくは、mugiさまがこのような記事にしておられます。
2009-04-06
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