エル・シド

エルシド

 スペインの英雄といえば、エル・シドが有名なのは、やはり往年の「大スペクタクル歴史巨編!」のハリウッド映画のせいでだけではなく、古来、詩や物語に語られ続けました。
 エル・シドという呼び名はアラビア語のアル・サイード(指揮官)がなまったもので、彼の本名はロドリゴ・ディアス(あるいは、ロドリゴ・デ・ビバル)です。
 ビバスの下級貴族の出身で、カスティリアの王太子サンチョのもとで育ち、サンチョが即位してサンチョ2世となると、国王軍に抜擢されて、軍人として活躍します。しかし、国王が暗殺され、かねてより不仲の王弟アルフォンソ6世が即位すると、先王の暗殺犯人ではないかとの疑惑をエル・シドが表明したような形となり、王との確執がおこります。
 追放されてアラゴンはじめ、あちこちに身を寄せ、イスラム教徒のために闘ったということもあり、かならずしもいわゆるレコンキスタの英雄ではなかったという説があります。
 その死においても、伝説があります。
 バレンシアでの戦いの折、流れ矢に当たって死んだのですが、志気が落ちるのを心配した側近や妻が彼の死体を武装させ、馬に乗せて戦場に出したそうです。彼を乗せた馬も有名で、さしずめ死せる孔明を乗せた赤兎ってとこでしょうか(・・な、わけはないですが・・)。彼の剣も伝説では、妖精が鍛えたとか・・。
 有名な銅像では、関羽のような立派な髭を生やして全身鎖帷子をつけて完全武装で馬にまたがっていますが、髭のない地味な軽装のエル・シドにしました。
2009-03-21
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