トファナ

トファナ

 しつこいようですが、またまた女毒使いで、伝説のトファナです。
 16世紀から18世紀頃までの間に、有名な毒薬として、トファナ水というものがあったとされています。
 かの天才モーツァルトの死に際の不可解さからも、彼はトファナ水で殺されたのではないかという説があります。
 またメディチ家の毒薬もこれであったとか、ボルジア家が発明しただとか諸説あるそうですが、16世紀頃のナポリに、シチリア出身のトファナ(あるいはトファーニア)という女性がいて、奥様方に美白化粧水としてトファナ水というのを売っていました。
 しかし、無色無臭のこの水は、実は毒薬で、長い間これを飲み続けているとだんだん衰弱して、無気力になり、胸の病のようになって死んでしまうそうで、多くの邪魔な亭主族がこれで消されたそうです。
 澁澤龍彦「毒薬の手帳」によれば、トファナという女性は3人いて、パレルモに一人、ローマに二人、それぞれ時代をことにして存在していたようです。トファナ水にも二種類あったとされています。亜砒酸を主成分とする肌のシミをとる美白液だったようですが、いつの間にか伝説の「夫殺し」薬になったようです。
 で、本当にトファナという毒薬使いの女性が存在していたかどうかは不明なのですが、いかにも魔法使いじみた老婆よりも、南イタリア系の色白で、黒い髪、黒い瞳のそこそこ美人の女・・というのはどうでしょうか? 化粧品を売るなら「私のような肌になれます」というほうが効果的でしょう? 
2009-03-16
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