百合若大臣

百合若

  百合若大臣として知られる物語は、伝説としては、かなりドラマチックなものではないでしょうか。
 弓の名手で、地方の豪族・・あるいは国司であった百合若が、「海外」遠征をして勝利して帰ってくるも、部下の裏切りにあって孤島に置き去りにされます。凱旋した部下が百合若は死んだと偽り、領地も妻も奪おうとしますが、脱出してきた彼が、傲慢な権力者になっている部下を20人力の強弓を引いて正体を現してやっつけるというものです。
 物語の舞台は九州地方で、海賊退治が元になっているのであろう「鬼退治」に行く話と、海外遠征をする話もあります。
 しかし、帰ってきてからの自分の屋敷に居座るかつての裏切り者をやっつける時に、誰もが引くことの出来ない20人力の鉄弓を引いて「今帰ったぞ!」というのは、どこかで聞いたような話ですよね。
 しかも妻は夫の死を信じないで、部下の言い寄りを拒絶しているのですが、まさか機織の出来るまで・・なんて夜毎、織り上がった布を解いているのではないでしょうね。
 そうなんです。似ているんですよね「オデユッセイア」に。またその名前の百合若(ゆりわか)で、オデュッセウスの英語名ユリシーズに似ているといって、これはホメロスが原作だ~!とおっしゃった方がいますが・・・。
 百合若の絵としては、鎧兜に馬に乗った鎌倉時代の大将のようないでたちが多いのですが、豪族の供人に身をやつして復讐にくるし、時代設定は嵯峨天皇の時代!ということになっているので、平安初期の下級役人風にしてみましたが・・。
2009-03-03
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