清朝の仕女

清朝仕女

 紫禁城の中には政治を司る表向きの部屋もありますが、皇帝の「居城」でもありますから、当然、日常生活の場であったところも含まれています。
 その中でも、起居するところは、もっともプライベートな空間で、寝室には、豪華な帳を垂らしたベッドと、日常にくつろぐ椅子などがあり、調度品も贅を尽くした豪華な美術品でありますが、そのような皇帝の寝室にかけられていたといわれる絵があります。
 それは仕女図と呼ばれる、いわゆる中国の古典的な美人画で、仕女・・つまり女官ですが、宮中に仕えるには当然「美人」でなければならないので、仕女が美女の代名詞になっています。
 そして、皇帝のベッドルームにかけられていた美人画とは、これはどんなものなのか・・。
 庶民の部屋の壁に貼られたアイドルのポスターなんぞでは当然ありませんで、鮮やかな青い衣裳を着た女性が、鏡に向かって、すでに化粧はすませ、爪の手入れもし(長い爪が流行していました)、仕上げに髪飾りの簪を挿し終わる・・というところを描いた、おとなしやかな絵です。
 こういう絵を見ながら、皇帝陛下は、朝の身支度をなさったのか、あるいは、夜の宴会にむかう着替えをしたのか・・・? モデルは、お気に入りの皇妃だったのか? あるいは贔屓役者・・? これじゃあ、アイドルポスターとかわらん・・か・・・。
2008-12-17
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