人物埴輪(靫を負う男)

人物埴輪(ゆぎおい)

 久々の埴輪シリーズ?です。
 奈良県大和高田の池田遺跡の古墳から出た靫(ゆぎ)を負う男です。
 不思議なみずらは、そのぐるぐる回っている状態から、まるで縦ロールの巻き髪エクステンションを顔の左右にくっつけているようですが、このようにくるくる地髪を巻くというのが日本の古代にあったとは思えないので、部分髪を紐で巻いて垂らしていたのではないかと想像してみました。この埴輪は後ろから見ると、後頭部の頭髪を背中に垂らしていますし、その髪もストレートです。
 また頭の左右にとんがった装飾(あるいは髪?)から、大陸からやって来た都怒我阿羅斯等(ツヌガアラシト、つまり、角がある人?)と関係があるのでは?などと想像されているのようですが、池田遺跡は馬見丘陵の南で、近所には渡来人の伝説もあるそうで、なかなか面白いのですが、きちんとやなぐいを背負って、弓を持つ姿は、いかめしい警護兵ではないでしょうか。
 この人物は、顔に刺青や、装飾があるようには見えないのですが、同じスタイルで、個性的な刺青かペインティングの埴輪もあります。
 埴輪は死者と生者の境界領域のものであると思っていますので、警護するのは黄泉の国との境目でしょうか? 背景を夜にしてみました。
2008-11-15
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

乱読F

Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
実在・架空2000人描き

アルバム
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる