平維茂

平維茂

 紅葉の季節がいよいよ到来ですね。
 ということで、平維茂です。謡曲や歌舞伎でおなじみの「紅葉狩り」の主人公。
 平安時代の人物なのに、このスタイルはいかがなものかと思いますが、まあ歌舞伎でも戸隠山の鬼女が「赤姫」のいでたちだし、軟派な人物?なので、こういうのも一興かと。
 平維茂は、信濃守として赴任中、紅葉の山中で宴をするきらびやかな女性達に行き逢い、主と思しき姫に、宴に誘われ、杯を重ねるうちに酔っ払って寝てしまいます。
 ところが、夢に、ありがたい神様、あるいは八幡大菩薩が現れ、太刀を授けて、妖怪退治をしろと命じられたと思って目をさますと、美女と見えた女達はみな鬼の正体を現し、まさに食いかかろうとするところ。あわてて飛び起きると、手には不思議の太刀。夢じゃなかったのか!とばかりに、斬って斬って斬りまくる。そして見事に?鬼を退治した・・というお話です。
 このほかにも、女性のほうから誘われたのではなく、維茂が、美女を見つけて宴席に誘い、酌をする女の顔が杯に映ったところ、それが鬼の姿だったので斬り捨てたというパターンもありますが、誘われるにしろ、誘うにしろ、まあ、美女には弱かったのですね。
 この鬼退治をした太刀は小烏丸という名前で、神霊から授けられたのではなく、平家に伝わる神武天皇!ゆかりの名刀だという伝説があります。切っ先が諸刃になっている恐ろしい刀です。
2008-10-23
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