トゥルイ

トゥルイ

 チンギス・ハーンと正妃ボルテの末子。
 父ハーンの最愛の息子で、常に父の側にあり、20歳頃から副官を務め、もっとも「玉座に近い」皇子。有能な将であったけれども、敵に対しては、冷酷非情だったそうです。
 父の死後、モンゴルの末子相続の掟に従って、莫大な財産を相続しました。
 大ハーンの位も彼が継ぐべきだとも言われましたが、チンギス・ハーンが後継者指名していたのは三兄のオゴタイ。長兄のジュチと次兄のチャガタイの間に確執があったので、いわば喧嘩両成敗ということが理由ですが、ジュチの出生にからんで、チャガタイが自分が本当の長子だと主張していたので、将来のお家騒動の封印かも。
 トゥルイは、兄の即位の後も副官を務めますが、ハーンより裕福で、軍事権を持っている実力者の弟というのは、いかがなものでしょうね。
 オゴタイの対金戦争で、大いに金軍を破って戦功を上げての帰還の折に急死しています。これがなかなか神がかった説があり、病にかかった兄の代わりに、毒酒をあおいでわが身を捧げたということになっています。なにやら、周公旦の話に似ていますが、声望のある実弟が邪魔になった兄が始末した・・・などという説もあるそうですが、結局は後に、彼の息子のモンケフビライにハーン位は継承されます。
2008-10-19
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

乱読F

Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
実在・架空2000人描き

アルバム
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる