盤古

盤古


 盤古(ばんこ)というのは、昔々、謄写版のメーカーだったような気がするのですが、本当は中国の天地開闢神話の主人公です。
 太古、この世界は混沌として上下左右などの区別のない巨大な卵のようなものであったけれど、その卵の中に盤古が孕まれていました。
 彼は長い眠りからさめた時、卵の殻を破ったので、重いものは下へ、軽いものは上へと沈殿浮遊して、天と地ができました。そして、彼が成長すると、その体の大きくなるに従って天地は上下に押しひらかれゆきました。
 彼は毎日一丈ずつ成長し、1万八千年が経ったそうですが、天地を支える巨人は、ついに寿命が尽きて倒れたそうです。
 そして、彼の目は太陽と月になり、息は風と雲となり、声は雷鳴に、髪髭は、星に、肉は土地に、血は河川に、皮膚と体毛は草木に、歯は金玉に、汗は雨にと変わって、この世界ができたそうです。
 という伝説を聞いて、日本書紀の開闢神話を思い出すのですが、盤古神話事体は、さほど古いものではなく、最古の文献は呉(三国の呉です)の人が書いた「三五歴紀」が初出らしいので、日本書紀の神代巻は、この本を参考にした可能性がある・・・そうです。
 混沌の中に目覚める寸前・・というイメージで。
2008-09-25
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

乱読F

Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
実在・架空2000人描き

アルバム
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる