ミトラス神

ミトラス

 弥勒仏の語源となったマイトレーヤは、西方起源の神で、さらに西に進んで、ローマ帝国ではミトラス神として広がりました。
 ローマの観光名所に「真実の口」がありますが、あれをおいている教会の地下にミトラス神殿があります。ミトラス教徒は、この神殿において、男性だけで秘儀を執り行い、イニシエーションを行ったなどと言われています。
 ミトラスは太陽の神で、12月25日(つまり冬至ですね)に再生するということになっており、7人の天使が各曜日に割り当てられている(7曜)など、現代のキリストの聖誕祭や、七曜の起源もこの神の中にあります。
 古代の太陽神ヘリオスでもあり、ゾロアスター教のブラフマー、ユダヤ教の大天使メタトロン、そして東進して弥勒菩薩と変貌したのでしょうか?
 ミトラス神像といえば、フリギュア帽を被った東方の衣裳を着て、牛の咽を切り裂こうとしている姿ですが、犠牲牛ではありますが、天界から下ってきたミトラスが巨大な牛を殺して、その死体から穀物やぶどう酒などが生まれたという神話があり、まさに地上に豊穣をもたらすその瞬間を描いているようで、古事記にある、殺された大気津姫から五穀が生まれた・・というのと似ていますね。
 ミトラス神の衣裳は全て、緋色だということですが(太陽神ですからね)、彩色ギリシャ彫刻からこのような色にしてみました。
2008-07-21
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