玉依姫

珠より姫

 玉依姫(たまよりひめ)と聞いて、一番有名なのは、豊玉姫(山幸彦の火遠理命の奥さんになったワニさん)の妹です。
 で、姉が産んだ子供である鵜萱草葺不合命を養育するために海の底からやってきて、育った子供の妻になった人です。
 これってどうよ・・なんて思いますが、めんどうみてくれた「ねえや」を「およめさん」にしてしまった。ねえやは、幼児教育から性教育まで一貫してやってしまったんですね。平安時代の天皇家では、乳母が年頃になった若宮の性の手ほどきまでするそうですが、それに近いのかも。
 しかし、「玉依姫」というのは、普通の人間だけれど、心霊がおりる女性として、神の子を産む聖なる母という性格があるようです。つまり、日本における聖母伝説ですね。三輪山の神の妻になった玉依姫(孫が武甕槌!という伝承もある)や、賀茂の神様になった鴨川の玉依姫水別神社の玉依姫などがいます。御子神と一緒に祀られる場合が多いというのも聖母ですね。
 ちなみに、ワニ族?の玉依姫が産んだ子供は、4人で、一人は黄泉の国に、一人は海の国にゆき、残る2人が五瀬(長男)と磐余彦(四男)で、東遷して、兄の五瀬が戦死して、弟のほうが神武天皇になったのですが、海と冥界と此の世の世界を支配した子供たち・・ということでしょうか?
 鎌倉時代の彫刻で吉野水別神社の玉依姫像が有名ですが、中世にまでつたわる母神のイメージで、彫刻よりは少し年増っぽくしてみました。
2008-06-24
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