善女竜王 2

善女竜王2

 高野山に絵図の残る「善女竜王」は、中国の皇帝のようないでたちをした男の神様ですが、時代は下がるのですが、長谷川等伯が描いた「善女竜王」の絵は、童女の姿をして、手に剣を持ち、その剣から龍が、煙のようにたちのぼって、次第に姿をあきらかにしてゆく・・という図柄です。
 そもそも善女竜王は、男なのか女なのか? 空海が呼び出したのは、八寸ほどの金色の蛇の頂に乗っていた・・ということから、なんとも小さくてかわいらしい雰囲気ですね。また、「善如竜王」ともいうのそうなで、もともとは、この文字が女という字になって、小さくかわいらしい姿・・・少女・・ということになったのでしょうか。
 インドの神話では無熱達池にいた竜王の係累で、仏法保護の八部衆の一人、沙羯羅(しゃから)の娘だという説もあるようですが、この無熱達池というのは、乾闥婆が住むという香酔山と近いそうです。
 天から降りてくる少女神を描いてみましたが、なんだか、おてんばそうで、機嫌をそこねると土砂降りの雨をふらしそうです。ちょっと「ぜんまいざむらい」に出てくる大福の神の親戚の子、わたあめ姫みたいですね。
2008-06-11
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